「仮想通貨」という言葉を書籍やインターネットで見たり、聞いたりすることが多くなってきましたが、漠然としたイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
これを書いている僕も「仮想通貨」の理解があやふやだったりします(笑)
初心者向けと謳っている記事でも書いてあることが難しく、電子マネーとは違うの?と思ったり、すんなり飲み込むことが出来ません。
仮想通貨をかんたんに当たり前のように使われる時代になるまで、やはり勉強していくしかないと考えます。
仮想通貨について、全くの超初心者の人でも分かりやすく理解が出来るよう、僕自身も勉強しながら紹介して行きたいと思います。
- 仮想通貨って何だろうと思っている初心者の方
仮想通貨って言葉は聞いたことがあるけど、電子マネーの一つなの!?、手に入れる方法も分からないし、どうやって使うか分からないし、全く分からない!
では、仮想通貨について一つずつ一緒に学んで行こう!
仮想通貨って何?
仮想通貨は、実世界で使用されているお札や硬貨のように実体がありません。
インターネット上で扱われる、その名の通り仮想的なお金です。
仮想通貨は、暗号通貨と呼ばれることもあります。
日本銀行のWebサイトを見てみたら、以下のように書いてありました。
初めて日本銀行のサイトをまじまじと見ました (笑)。 あまり見る機会が無いですからね…。
暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/
つまり、仮想通貨は、電子データとして扱われる通貨で、法定通貨(日本の場合は円)と相互に交換することが可能、仮想通貨を使用してモノを買うこともできる資産価値のある通貨ということです。
仮想通貨を所有するということは、スマートフォンやパソコンで銀行残高を確認しているのと同じように、お金を数値として持っている感覚に似ていますね。
ここで湧き上がってきた疑問。
仮想通貨は電子データということだけど、電子マネーとはどのような違いがあるの?
以下のような違いがあるんだ。
電子マネーは、Suica, iD, 楽天Edy, WAON等色々な会社が独自で発行しているお金で、入金(チャージ)をすることで、基本的に日本国内で使用することが出来る「円」と同じ価値を持つ通貨です。
仮想通貨は、購入時には、「円」「ドル」「ユーロ」「元」「ウォン」など自身の国の通貨で購入することが出来、国・銀行などの組織によってコントロールされない、世界共通の通貨です。
仮想通貨の種類
仮想通貨といえば、「ビットコイン」が有名ですが、それ以外にも様々な種類の仮想通貨が存在します。
代表的な仮想通貨を挙げます。
- ビットコイン (BTC)
- ビットコインキャッシュ (BCH)
- イーサリアム (ETH)
- イーサリアムクラシック (ETC)
- リップル (XRP)
- ネム (XEM)
- ライトコイン (LTC)
- モナコイン (MONA)
- リスク (LSK)
ちなみに「ビットコイン」以外の仮想通貨を総称して、アルトコイン(Alternative Coin: 代替通貨)と呼んでいます。
アルトコインの中で代表的なものは、「イーサリアム」や「リップル」が有名です。
仮想通貨で出来ること
1. 決済に使用する
仮想通貨で、インターネットショッピングや実店鋪での支払いに使用できます。
日本で仮想通貨が利用可能な店舗は、ビットコインでの取り扱いが多いようです。
- ビックカメラ
ビックカメラ店舗とオンライン「ビックカメラ.com」で使用出来ます。
https://www.biccamera.com/bc/c/info/payment/bitcoin.jsp
ソフマップ
AKIBA全店で使用出来ます。
https://www.sofmap.com/tenpo/contents/?id=tp00423&sid=0 - H.I.S.
都内33店舗で使用出来ます。
https://www.his-j.com/branch/bitcoin/index.html
他にも仮想通貨での決済を始めた企業やお店はたくさんありますが、実情として、仮想通貨の取り扱いを中止したところも多くあります。一般的に普及するまでには、まだ色々な壁がありそうです。
2. 送金に使用する
相手も仮想通貨を使用している場合に限られますが、国内、国外問わず送金が出来るのがメリットです。
仮想通貨での送金の場合は、無料であったり、銀行で海外に送金するよりも安かったりします。
3. 資産として保有する
仮想通貨の価格は、株やFXと同じように日々変動しています。
価格が安い時に買い、高くなった時に売ることで利益を出すことが出来ます。
仮想通貨の購入方法
仮想通貨を手に入れるためには、最初に仮想通貨取引所で口座開設をします。
口座を開設した後、お金(法定通貨: 円)を入金して、好きな仮想通貨を購入することが出来ます。
日本国内の代表的な仮想通貨取引所を紹介します。
Coincheck (コインチェック)
取扱通貨数 | 17銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 500円相当 |
入金手数料 | 銀行振込(日本円) : 無料(振込手数料は、お客様負担) コンビニ入金 : 3万円未満 → 770 円、3万円以上30万円以下 → 1018 円 |
出金手数料 | 407 円 |
bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨数 | 21銘柄 |
手数料 | アカウント作成手数料 / アカウント維持手数料 : 無料 ビットコイン売買手数料 ・ビットコイン簡単取引所 : 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・Lightning 現物(BTC/JPY): 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ・ビットコイン販売所 : 無料 (※ 購入価格と売却価格の差であるスプレッドがあります。) ・Lightning FX/Futures : 無料(終了の2週間前に告知があります。) |
最低取引単位 | 0.00000001BTC |
入金手数料 | 銀行振込手数料 : 各銀行の所定額 クイック入金手数料(住信SBIネット銀行からご入金の場合): 無料 クイック入金手数料(住信SBIネット銀行以外からご入金の場合): 330 円(税込)/件 |
出金手数料 | 三井住友銀行 : 3 万円未満のご出金 → 220 円(税込) / 3 万円以上のご出金 → 440 円(税込) 三井住友銀行 以外: 3 万円未満のご出金 → 550 円(税込) / 3 万円以上のご出金 → 770 円(税込) |
GMOコイン
取扱通貨数 | 20銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 0.0001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
取扱通貨数 | 15銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 0.001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
BITPoint (ビットポイント)
取扱通貨数 | 13銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 0.00000001BTC |
入金手数料 | 即時入金サービス : 無料 当社指定の金融機関へのお振込入金は、銀行振込手数料 |
出金手数料 | 振込みに係る銀行振込手数料(実費330円) |
bitbank (ビットバンク)
取扱通貨数 | 15銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 0.00000001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満 : 550円 3万円以上 : 770円 |
仮想通貨を買ってみよう!
仮想通貨に興味を持った方は、ぜひ購入してみましょう。
仮想通貨取引所を紹介しましたが、どこで買うか困った場合は、テレビCMやインターネット広告でもよく見るCoincheck (コインチェック)で買ってみるのはいかがでしょうか?
まずはメジャーな通貨ビットコインを買ってみると良いと思います!